過去世について
セッションの仕方は、二年生のアストラルヒーリングのときに習います。
そのときの学年主任の先生が
「過去世は見てもクライアントさんには言わないように
なぜなら見えたことや解釈は、ヒーラー側の世界観によって
読み取られるので、完全な情報ではない」
「クライアントさん自身の意識が正しい答えをしっている」
また、「自分が見たものを伝えたいという気持ちには、自分の能力
を見せたい・認めてもらいたい・という気持ちはありませんか」
とも、おっしゃっていました。
私も、当時の過去世ブームに「なんだかなー」とかんじていたのと、
今を見れば全てが現れているので、わざわざお話する必要はないだろう
と思い、当時は先生の意見に同感でした。
でも最近は 上記の教えをふまえた上で「こういう傾向・パターンがありますか?」と
あくまでも「シンボル」または「たとえ話」の一環として、
自分の受け取った印象をお伝えするときがあります。
それはお伝えする事で、クライアントさんが「ピン」ときて楽になったり、
それを統合し、今を理解して明日に向かう力になると思うときです。
大抵は、トラウマや痛みの元になるくらいなのですから、しんどいお話です。
問題の無い人生は、引っかかりが無いので、既に魂の糧として統合されていて
癒す必要はないからです。
もちろん、その過去での痛い出来事も、ちゃんと変容したら
人生の学びと魂の糧として ギフトになります。
過去世とは、過去の出来事が今の人生を邪魔しているのではなく
それを変容したら魂の糧になるギフトで、今の人生に役に立つ為に
過去から時空を超えて現れてきているといえると思います。
逆に言えば、今現れている事を丁寧にクリアしていけば、それでOK。
過去世を特に知る必要も無いともいえるわけです。