宇宙は何色 tefutefu38

日々の暮らしの中で

 せつないけれど


今日は、東京はとても過ごし易い日でした。
久しぶりに暑さが和らいで、身体がのんびりした気がします。



朝のテレビ番組で、「毒母」という特集をやっていました。
母親がしんどい・人生に母親との関係性が陰を落として、自分を
認める事ができない。しあわせになれない。



娘にそんな呪縛をあたえる 母親のことをそう呼ぶらしいです。
テレビでは、その事を本にした女優さんが、体験談をお話なさってました。



テレビで そのような事を語れる時代になったのだなとおもいつつ、
女優さんの発言の一つ一つ辛いだろうな・・というせつない思いの共感とともに、



必ずそこから抜け出す事が出来るから ぜひ、そこに立ち止まらずに 
痛みをくぐり抜けて 自分の力を取り戻してほしい。と、思いました。




ヒーリングの観点から見ると「毒母」のイシューは、
内なる権威と外なる権威の問題に属します。
スティントラウマにも関係してきます。



小さい子供にとって、親は生きる為に必要な存在で、絶対的なものに感じますから
親からの否定は、子供にとって神からの否定や見放されたのに等しく



子供は、親も自分と同じ間違いを犯す人間なのだ、とは到底認められず
完璧な親(神)に否定させた 自分は悪い子・私が悪い。・・・・
と自分を責めて行くのです。



子供にとっては、自身の安全を握っている親に間違うこともある。という事を
認める方が、とても恐ろしいことになるからです。
これは、権威を外側の親に見て、自分には権威は無い状態です。



「うちなる権威を自分に取り戻す」のは、とても時間がかかるワークです。
でも、取り戻したときの 自由と深い喜びは、何者にもかえがたいもので
その為に生まれてきたといっても過言ではない、大きなテーマです。



気付いてないだけで、大なり小なり 人が、パターンを変えて持っている
人類共通のテーマのひとつだと思います。