絶園のテンペスト

六チャンネルで　アニメ化。たまたま　アニメを見て原作を読みました。
キャラクターの書き分けが解りにくくて、シーンによっては前後の流れで誰の
発言か見分ける必要がたまにあります。が、おもしろいです。

シェクスピアのテンペストやハムレットの台詞が　ヒントや伏線になっていたり
異星人の存在を伺わせSFちっくだったりと　三つくらいの分野がまざった面白さです

「始まりの木」や「絶園の木」という二本の木が出てきて　その戦いが世界の再生と
破壊に関わっています。この発想が　以前書いた、夜の写本師に少し似ているのです
が、これが、発想のシンクロニシティ　をよくあらわしているなと思いました。

その現象の名前は忘れたのですが、人の得る発想は　その人独自の物というより、
既にフィールドに存在していて、それを得る回路をもった人が　発想として読み込
むだけ　という説があります。
解りやすい例は　電話がほぼ同時期に３人の人に発想されていたというもの。

発想力やインスピレーションというとき　人は特殊な才能を思いうかべがちですが
答えそのもは既にあって　人の側がする事は、それをどううけとるのか?どう見える

形にするのかという回路をどのように創るかで、その回路を創るのに必要な時間や
努力には差はあるだろうけど、実は誰にでも可能なんだろうな。

と　ヒーリングやバスワークのレクチャーを学ぶほどに　おもいます。
自分を決めつけたり　あきらめなければ扉は開くのだと思います。