緩和ケア
緩和ケア病棟に仕事で足を運んでいます。
病院に直接向かい仕事としてヒーリングする
のは初めての経験です。
病室は意外に人の出入りや音があり
ホルドするのに余分な気を使うので
普段は遠隔ヒーリングにしています。
その方が周りを気にせずに
集中できるからです。
今回は、クライアントさんからのオファーで
出向いての対面にしました。
その病院は緩和ケアに力をいれているらしく
ビルの11階にあるのですが、
病室は個室で、談話室や採光のいい喫茶室、
そこから外に出て風を感じ光を浴びることのできる
フロアー設計になってます。
寝たきりの方は、ベッドのままで
外に案内してくださるようで
ご家族が日向ぼっこのあと喫茶室に
ベッドを移動して
その周りに座って、ゆったり
コーヒーを飲んでらっしゃいました。
また生ピアノ演奏も週に一度あるらしく、
希望したらピアノの伴奏で歌もうたえるそうです。
私が持っていた病院というイメージと
隔世の感があります。
その緩和ケア施設は先進的で有名だそうで
先週は韓国の方々が視察にみえてました。
エンドオブライフケアでのおはなしでは、
70%の方が自宅でなくなる事を望みながら
大抵の方は病院でなくなるそうです。
このように考えられた場所で
最後の時を人間としての尊厳に配慮してもらい
ながら移行できるならいいな。
と、私自身の移行の時の不安が少し
減るようにおもえました。
わがままをいえば、自然のなかにある
ホスピスかな。
雨や風、できれば波の音が聞こえる