宇宙は何色 tefutefu38

日々の暮らしの中で

緩和ケア

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緩和ケア病棟に仕事で足を運んでいます。

病院に直接向かい仕事としてヒーリングする

のは初めての経験です。

 

病室は意外に人の出入りや音があり

ホルドするのに余分な気を使うので

普段は遠隔ヒーリングにしています。

 

その方が周りを気にせずに

集中できるからです。

 

今回は、クライアントさんからのオファーで

出向いての対面にしました。

 

 

その病院は緩和ケアに力をいれているらしく

 

ビルの11階にあるのですが、

病室は個室で、談話室や採光のいい喫茶室、

そこから外に出て風を感じ光を浴びることのできる

フロアー設計になってます。

 

寝たきりの方は、ベッドのままで

外に案内してくださるようで

 

ご家族が日向ぼっこのあと喫茶室に

ベッドを移動して

その周りに座って、ゆったり

コーヒーを飲んでらっしゃいました。

 

また生ピアノ演奏も週に一度あるらしく、

希望したらピアノの伴奏で歌もうたえるそうです。

 

私が持っていた病院というイメージと

隔世の感があります。

 

その緩和ケア施設は先進的で有名だそうで

先週は韓国の方々が視察にみえてました。

 

 

エンドオブライフケアでのおはなしでは、

70%の方が自宅でなくなる事を望みながら

大抵の方は病院でなくなるそうです。

 

このように考えられた場所で

最後の時を人間としての尊厳に配慮してもらい

ながら移行できるならいいな。

 

と、私自身の移行の時の不安が少し

減るようにおもえました。

 

わがままをいえば、自然のなかにある

ホスピスかな。

雨や風、できれば波の音が聞こえる