クラウドアトラス
クラウドアトラスを遅ればせながら やっとみました。
輪廻転生をテーマしているということから
見に行こうとおもいつつ、なかなか時間が合わず(約三時間 ‼️)
見に行けなかった公開当時は、
難解だとか、お金をかけた割には駄作だとか
さんざんの悪評だったよう。
好きと嫌いに分かれる作品だと思いますが
私は、「すごっ!!」って感じです。
画像や表現もとても美しい
これでもかというくらい映像テクニックとアイディアが
詰め込まれていて、ストーリィに予測はつくのですが、それがまた
既視感や変な期待とスリリングさを呼び起こし、全然飽きない。
エピソードを同時進行にすることにより、
時間軸が過去から未来へながれるのでなく、入れ子式に
同時に存在すると自然に体感させるところは圧巻。
これはプロセスで自分の原因と結果を結びつけるときや、
ヒーリングでの時空を行き来するときの感じによくにています。
ヒーリングやプロセスは、時系列の直線的な思考と時間の流れを
飛び越えた複合的な?時空間でおきるので、散在しているエピソード(原因)を
どれだけ瞬時に飛び回り結びつけられるか?の感覚の体力勝負です。
この映画で同時進行する六つのお話を映画として見る・体験する?
感覚とおなじなのです。もし、今にありながら、時空を旅する感じが
どんなものか知りたいなら、この映画感覚はお薦めです。
ただ、映像が残虐なシーンがあるので、それが苦手な人は要注意です。
引っ〓き傷のように残虐なシーンが心に残り、その感覚が時空を超え
心象風景を結びつけるキーにもなっています。
そこがまた、上手いと言えば上手いのです。
見終わってから、自分の中で色んな事が二転三転してしまう
そんな映画でした。