宇宙は何色 tefutefu38

日々の暮らしの中で

 ノア約束の船


 ブラック・スワンの監督が旧約聖書創世記で有名な
あのノアの方舟を映画化、ということで



元クリスチャンの私は、今だったらどんな感想持つのかしら?
グッドタイミング??!!とおもいつつ、見てきました。



主演はラッセル・クロウ ハリーポッターハーマイオニー役の
エマ・ワトソンやアンソニー・ホーキンスも出ています。
画面がとてもスペクタル。きれいでした。



子供の頃に聞いた「神が光りあれ」とはじめに言いという、
創世記の下りのシーンや洪水のシーンなど全然違和感がなく、



このお話を知っている人々の共通意識のイメージを美しく
映像化するのに成功しているのだと感じました。




個人的には、アダムたちを助けようと天からきた光の存在が地球に
捉えられゴーレムのような姿で番人となるとこや、彼らが光に還る
シーンが、とても美しく感動しました。




もう一つ、堕ちた人間の代表としてカインの末裔であるカイン
が登場するのですが、




彼が、「神は私達を締め出し食べ物を探し生きていく苦労を与えた。
だから、私は欲しい物を奪う。それが人間だ」意訳



といいます。子供の時は、カインの末裔の話に、あーだから世界は
こんなにひどいとこなんだ。どうしてくれるんだ。みたいな



自分が人間であることの罪悪感もつと同時にその被害者として
話を聞いていたのですが




パスワークを学び、自分に正直になった今 彼のこの神への恨み事や
気持がとても良く解り、そう。それが人間なんだ。と深く共鳴しました。




うんうん。それが人間。私にもある。ある。と 笑
このカインの末裔の質を人間が持つことが、神の計画の中に
元からあったのだろうと、今思えます。