宇宙は何色 tefutefu38

日々の暮らしの中で

 銀二貫 古事記

銀二貫 (幻冬舎時代小説文庫)

銀二貫 (幻冬舎時代小説文庫)


澪つくし料理帖」の高田郁さんの作品


大阪天満の寒天問屋の主人・和助は、銀二貫で「仇討ち」を買い
仇討ちで倒れた父を必死でかばっていた息子鶴之助を助けます。
十歳ばかりの鶴之助の目に、土性骨が据わっているとみたからですが゛・・




またまた、一気読み。
高田さんの作品は、暖かくて雰囲気がいいので、ゆっくりその世界に
浸っていたいのに、面白くて、読み終わるまで止まれません。




この世界観 何処からくるのだろう
読み終わった後に、心が温かくなって、真面目にコツコツまた頑張ろ。。。
って、思えます。ありがたい事です。



古事記 神話を旅する」  洋泉社MOOK

神社に祀られている神々様のエピソード集と言えば、古事記ですが
古事記からみた神社の成り立ちとその土地のルポがのってます。
解り易くて、古事記と旅のガイドにもなります。



もっと、古事記を物語として楽しみたいという方には、
こちらも、お薦めかも。三巻・天孫降臨 海の巻まででています。

ぼおるぺん古事記 (一)天の巻

ぼおるぺん古事記 (一)天の巻



とはいえ、今回調べて解ったのですが、漫画を含め 古事記に関する本は
たくさんでていて、驚きました。確かに、何処かで習った記憶もないのに、不思議に
お話を、知ってる方おおいとおもいます。



それだけ、日本人の精神構造に深く刻まれているという事でしょうね。
日本の神々様もなかなかどうして、オリンポスの神々にまけていないです。