大統領の料理人
ミッテラン大統領の専属料理人をつとめた ダニエル・デルプシュ
の人生をもとに 創作された映画。
主人公 オルタンスを演じるカトリーヌ・フロが とても素敵。
きびきびとした働く女性の美しさとフランス女性の円熟した女性美に
溢れています。
彼女を見て、うっとり。料理を見てうっとりの映画。
映画を見ていて、食は人を幸せにする最高の力だな
と 改めて思います。美味しいお料理は、心をつかむ事ができる、
魔法なのかも。
パンフレットにダニエル・デルブッシュのインタビューとともに顔写真が
載っているのですが、料理を元に世界中を飛び回る彼女の
好奇心と冒険心に溢れた素敵な笑顔です。
ちなみに、彼女実業家としても成功している様子・・・素晴らしいです。
シャネルや彼女のような女性を生むフランス文化の成熟度いいな、とおもいます。
そういえば、「見知らぬ心臓」のシャルロットもフランスでした。
一人の女性が、個人としてその人の人生を可能な限り生ききる、味わう
遅ればせながら、自分もこの生をそう生きたいと思います。