宇宙は何色 tefutefu38

日々の暮らしの中で

好きなものは好き  その3


自分は、〇〇に (愛に) 値しない。
という場所が、本当の自分をみつける手がかりの場所だと
前回書きましたが、もう一つ 解り易い手がかりになるものがあります。




それは、あなたの感情をいらだたせる人やその行動です。
もし、苛立つ人は居ない・という方は、かなり真実の自分から、
本当のあなたの感情から遠く、自分に無理させている可能性があります。




感情のいらだちを感じる・嫌いな人は、
大抵、自分がしない事をさらっとやって居るように見える場合です。
その下には、「私はそんな事はしないわ」という気持ちがあるのですが、



でも、本当にそうでしょうか。実は、理想の自己像のために
「そんな人間にはならないわ」と、厳しい矯正を自分に果たしている
場合があるのです。そして、矯正した事を忘れています。



無意識下に沈んだ、矯正のきつさと、本当は自由に動きたいエネルギーの苛立ちを
行なえる人に対して、投影している可能性があるのです。




もし自分が誰かを、責めたり嫌いだと思っていたら、その人の何が
嫌いなのかを、はっきりさせ、それが、何故嫌だと感じるのかを観察していくと




自分が、自分に矯正・強制している力や価値観が見えてきます。
そうやって、見えてきたものを、本当にそうなのか?と一つ一つ丁寧に




点検していく事によって、理想の自己像を強制する前の、
ありのままの本当の自分の気持ちやニーズが見えてきます。



見えて来たらしめたもの。あなたをギュツと縛っていたものがほどけて
生きるのが楽に楽しくなります。



不思議に、嫌いだと思ったいた人が、そうでもなくなる、
という、いいおまけもついてきます。