好きなものは好き その2
「恥ずかしめられたら・・・」と、先に否定的な事を
予想して、大切なものを自分に認めないという例を挙げましたが、
これには、別バージョンもあります。
他の人から褒められた時に
「馬鹿にされている」と感じるバージョンです。
正反対のあらわれ方ですが、二つは、同じ位相です。
褒めている人は、本気で「素敵だ」と感じて言うのですが、
このパターンでは、本気で「からかわれている」と思い、怒りさえ感じます。
この両者の奥にあるのは、自分は、ありのままでは愛に値しない、
つまらないものだという 自己不信や否定のイメージです。
子供の意識が、もし自分がもっと良い子だったら、親はもっと愛してくれるはずで、
自分が望むように愛されないのは、自分が、至らないのだ。
と無意識に自分に決めつけてしまい、
決めつけた事をすっかり忘れて その結果として、取るようになった
行動や思考のみが残っていきます。そして、今起きている事に、この決めつけから
反応して(感情的リアクション)、人生の方向性を決めていくのです。
この、初期設定した決めつけを 自身が見つけ 書き換えていく事が出来たら
人生が癒され、変わっています。人生をクリエイトしていけるのです。
本当に欲しいものは、手に入らない。欲しいものが解らない。
私は、〇〇にふさわしくない・・・ こんな思いや決めつけがあったら
そこがあなたの、本当の自分を見つける為のドア・手がかりです。