宇宙は何色 tefutefu38

日々の暮らしの中で

アウトレイジ ~ ヴィヨンド


アウトレイジ~ヴィヨンド 観にいきました。
北野武監督の映画は 実はアウトレイジしかみてません。
たまたま、テレビでやっていて 


丁度 自分が宗教的訓練と狭い価値観で とじこめてしまっていた 
自身の攻撃性や暴力性=生命力を取り戻すように意識していたときだったので、
見てみたのですが。



これが、面白くて(行き過ぎの場面はのぞく) 別の意味でのファンタジーに
かんじました。北野武監督の映画は、よく「暴力性が・・」と評されていたので 
ものすごく覚悟してみたので 逆に拍子抜けしました。




人がマスクとしての聖なるものと同一化しすぎると 逆に邪悪さを感じるように
「全員悪」を見終わった後、不思議な美しさやきらめきを感じて





北野武監督の映画は 一つ一つの映画がパーツになっていて ある日突然全体が・
描いてない 反対側があらわれる ホログラムのようなものかも そう思いました。




よほど映画が印象に残ったのか、その後の自身のプロセスワークで
「なに、それ。冗談じゃないわよ」「ふざけんな」と自身の中にあっても




なかなか言葉で表現できなかった 怒りをワークで「まるでやくざ」みたいに 
「立て板に水」で表現している自分がいました。
なかなか極限の強い気持ちを表現できない人には、アウトレージおすすめかも。




ヴィヨンドも、疾走感があり面白かったです。画面が濃密で1より口撃的で
演じている方々が気持ち良さげで つい、つられてこちらもなんか応酬したく
なるようなムズムズ感が・・・笑



「あっ、この人嫌だな」と得体の
しれない禍々しさにぞっとしたら その人が殺され、観客にそうかんじさせる 
演出がすごいのか、脚本がすごいのか、役者さんがすごいのか とおもいました。




見終わった帰り、自販機で お茶を買おうとして 脇腹を刺されるのではと
思わず、周りを見渡しました・・・・私だけかな??
スペックでおなじみ加瀬さんのインタビューです。