宇宙は何色 tefutefu38

日々の暮らしの中で

 バウンダリー(境界線)  1



バウンダリー・境界線は ヒーリングにとっては とても大事な事で
様々な病気や不調にはまず、この境界線の問題がある・・・。
ともいわれています。


境界線とは「何処から何処までが私で、何処からが貴方なのか」
で、主に第三チャクラと関係しています。
簡単な言葉で言えば「私は私・貴方ではない」なんですが・・


日本の文化の 曖昧さをよしとして、イエス・ノーをはっきりと言わない・ 
共通の価値観が何となくある・空気を読む事が当たり前といった どちらかというと
集団の輪を大切にして個人の自我を尊ばないために、日本人にとっては
理解して、体感するのが難しい概念です。


バウンダリー・境界線の曖昧さは「共感能力」や「霊的影響」「サイキックスポンジ」
などと関係してきます。日本人の四人に一人は「共感能力」の持ち主だと言われていますが
これも、この日本文化のしくみからの影響があります。


まず、健全なバウンダリー・境界線の場合、
自分のまわりにスペースがあり、はっきりとした自己の存在と向かう方向性
行きたい場所がクリアです。

☆恐れや罪悪感をいだくことなく、「イエス・ノー」が言えます。
☆侮辱や失礼な扱いに我慢しない。
☆生じた問題が他人の物なのか自分の物なのか見極める。他人の問題を引き受けない。
☆自己の感覚をしっかりともち自由・安全・平和・自信・楽しみをもつ
☆自己の感覚を持ちつつ恐れずに柔軟性を持つ事ができる

です。これができていれば、健全なパウンダリーを持って生活を送れている事になり
精神的な健康や身体システムの健全な働き・自分の尊厳を保つ事ができます。


次に崩壊しているバウンダリー
★拒絶や見放される事をおそれるため、すべての要求に「イエス」という
★侮辱や失礼な扱いを我慢する
★ひどい扱いを受けて当然と感じる
★相手の欠点が見えない。
★自分が感じている事・望んでいる事・自分自身という感覚がない。
★他人の感情に巻き込まれる        
★争いを避ける        etc・・

です。どうでしょう。健全なバウンダリーだけ読むと、できている気がしますが
崩壊している境界線の項目を読むと 何となく 自分の境界線の曖昧さに
驚きませんか??



ちなみに、私自身もBBに行ってから、このバウンダリーの問題について
初めてきちんと学びました。私は見事に崩壊したバウンダリーのタイプで、
子供時代に身につけたシステムの癖で、考えるより先に自動的反応していたため、
反応の始まる瞬間を見つけて、感じて、反応を変え、健全なバウンダリー
育てていくのは大変でした。
四年間ずっと、バウンダリーは主なテーマのひとつでした。
そして今も テーマのひとつです

境界線は、誰にとってもとてもだいじなことですが、ヒーラーやセラピスト・医師
鍼灸・マッサージ師・美容師といったクライアントさんが居る職業では
プロとして仕事をしていく上でとても大事なところになります。
意識化して訓練や気づきが必要な場所です。

出典
★☆はそれぞれ、BBSHの授業の内容を参考にしています。
以前アップしたものですが、間違えて、下書きに移してしまいました。