宇宙は何色 tefutefu38

日々の暮らしの中で

 王妃の紋章

 


金曜日は、お仕事は午前中だけだったので、午後から日帰り温泉
休憩所で、なぜだか持ってきていた、ハワイの図案の刺し子の
お花のカーブを、一目一目さして糸を引き抜いていたら


ふっ・・と映画「王妃の紋章」のワンシーンとオーバーラップ
コン・リー扮する王妃が、王から薬と称して毎日毒を飲まされていて
それを承知で王妃は 体調を崩しながらも飲みつづけ・・そんな状況の中
自分を保つように 金色の菊の紋章を刺繍する・・・というもの。


このシーン のちのちクライマックスに関しての重大な伏線なのです
うん??なにやら不穏な空気が私のフィールドにうごめいているのかしら??
思わず危ぶんでしまいました。


多分、糸を引き抜く動作が 映画で見た コン・リーのタイミングと
相まって、その記憶を引き出してきたのでしょう。
映画は中国版「リヤ王」もしくはシェークスピア的で、色彩とセットが
すごいです。コーン・リー好きです。


トラウマや強い感情・印象は 身体の細胞がおぼえているのて゛、
その時の身体の形を作ると引き出される・・という仕組みがあります。
また、形をまねると、その気持ちがなぜだかわかるという側面もあります。
(これを逆に使っているのが女優さん・俳優さんですね)


例えば、自分の凍ったフイールドを解放して、エネルギーを流すために
寝転がって足をばたばたさせる というのがあって、
これをやっていると、話の内容は覚えていなくても、強い感情が
浮いてきて、びっくりします。

そのエネルギーを解放しきると、嘘のように軽くなって
初めて、そこが重かった事にきがつくのです。



誰でもできるのですが、(注・ファシリテーターや訓練されたセラピストが
居ないとこで、決して一人でやらないでください)
私は、筋感覚が強いので、このワークは得意です。


そんな身体と記憶の関係があると知る前に、 テレビで
ガラパゴス諸島の海イグアナの生態をやっていました。
海の中を彼らが、あまりにも気持ち良さそうに泳いでいるので
ついつい引き込まれて 尻尾や筋肉の動き・皮膚感覚を見ていたら


小さい頃 沖永良部島の海で遊んでいた自身の身体感覚や海の中の感覚を思い出し、
画面のイグアナの身体の動きが重なって、リアルに海イグアナの身体感覚をとらえてしまい、
「私の前世は海イグアナだったんだ。」
と 思い込んでいた時期があります。


そのとき、よっぽど真剣に海イグアナを見ていたらしく、海藻を食べる感覚や
太陽の光にうっとりと日向ぼっこする感覚、 そばに居る仲間の感覚まで
手に取るように リアルでした。。。。。。

これは、フィールドの記憶や、共有ファイルに通じる例のひとつです。

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